KUSUDAワイン
先週土曜日の「世界ふしぎ発見」見られた方おられますか。ニュージーランドでワイン作りをする日本人を紹介していました。とても興味深い内容で面白かったです。
ニュージーランドには楠田さん、木村さん、小山さんの3Kと呼ばれる3人の日本人ワイン醸造家がいて、彼ら日本人が現在、ニュージーランドワインを牽引しているそうです。
番組では「KUSUDA」ワインで世界的に有名になった楠田浩之さんにスポットがあてられました。
楠田さんは、埼玉県出身。大手電機メーカー(富士通だそうです)に勤務していたのですが、お兄さんの影響でワイン好きが高じて脱サラし、33歳の時にドイツ・ガイゼンハイム大学ブドウ栽培・ワイン醸造学部に入学。
収入もなかったため、一緒について行った奥様、生まれたばかりのお子様とともに屋根裏部屋で肩を寄せ合うように暮らしたそうです。
その後2001年、友人のすすめでニュージーランドに移住し、ワイナリーの手伝いをしている時に、借り手を探しているぶどう畑があると聞き、貯金ゼロの中、5,000万円の借金をしてワイナリーを設立するという一世一代の賭けに出る。(貸す人がいるのもすごいことですが)
いやはや男のロマンといえば聞こえはいいですが、家族も抱えてのこと、相当な覚悟と、奥様・家族の支えがあったのでしょう。
最初は五里霧中で、失敗だらけ。周りからあの日本人は何もわかってないなと笑われていたとか。
そんな中でも楠田さんは、機械に頼らない手摘みにこだわったそうです。
徐々にその品質が評価され、2003年には、ワイナートという権威あるワイン雑誌において、世界のワインの20本の1本にまで選ばれ、その名を世界に轟かせることになりました。
そして、「KUSUDA」のブランドを一気に高めることになる出来事が2009年におきます。
ワイン作りを始めて9年目。ワイナリーにある女性が訪ねてきました。名前はジャンシス・ロビンソン。MW(マスター・オブ・ワイン)で、エリザベス女王のワインを決めるワインアドバイザー。バッキンガム宮殿に納めるワイン候補を探し、KUSUDAワインの噂を聞きつけてテイスティングにきたのです。
しかし、ジャンシスさんは何も言わずに帰ってしまったということで、三ヶ月後、楠田さんも忘れかけていた頃、ある新聞記事が送られてくる。
英国最大の経済誌「FINANCIAL TIMES」に掲載されたロビンソン女史の探訪記。さらには自身のWebサイト「JancisRobinson.com」でKUSUDAワインが絶賛されたのです。(当時の「YOMIURI ONLINE」にもそれがニュースになっています)
記事の中で、ジャンシスさんは、ニュージーランドで「非凡な生産者に会った」と楠田氏を評し、「ワインは真に例外的」と賞賛。そして記事の最後は、楠田さんの苦労した半生にもふれ、「ファミリーの誇り。豊穣で深い味わいの奥には家族全員の思いが詰まっている」と締めくくられていたそうです。
いやあ、こういったイイ話を聞くと、同じ日本人として嬉しい気持ちと、努力すれば夢はかなうということを改めて教えられます。それに、とにかく飲みたくなるので、ググったのですが、やはり、取扱店では、どこも「在庫切れ」ただでさえ、評価が高いのに全国放送で取り上げられたら、そうですよね。いつか飲むことができる機会が訪れることを期待して。
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ニュージーランドには楠田さん、木村さん、小山さんの3Kと呼ばれる3人の日本人ワイン醸造家がいて、彼ら日本人が現在、ニュージーランドワインを牽引しているそうです。
番組では「KUSUDA」ワインで世界的に有名になった楠田浩之さんにスポットがあてられました。
楠田さんは、埼玉県出身。大手電機メーカー(富士通だそうです)に勤務していたのですが、お兄さんの影響でワイン好きが高じて脱サラし、33歳の時にドイツ・ガイゼンハイム大学ブドウ栽培・ワイン醸造学部に入学。
収入もなかったため、一緒について行った奥様、生まれたばかりのお子様とともに屋根裏部屋で肩を寄せ合うように暮らしたそうです。
その後2001年、友人のすすめでニュージーランドに移住し、ワイナリーの手伝いをしている時に、借り手を探しているぶどう畑があると聞き、貯金ゼロの中、5,000万円の借金をしてワイナリーを設立するという一世一代の賭けに出る。(貸す人がいるのもすごいことですが)
いやはや男のロマンといえば聞こえはいいですが、家族も抱えてのこと、相当な覚悟と、奥様・家族の支えがあったのでしょう。
最初は五里霧中で、失敗だらけ。周りからあの日本人は何もわかってないなと笑われていたとか。
そんな中でも楠田さんは、機械に頼らない手摘みにこだわったそうです。
徐々にその品質が評価され、2003年には、ワイナートという権威あるワイン雑誌において、世界のワインの20本の1本にまで選ばれ、その名を世界に轟かせることになりました。
そして、「KUSUDA」のブランドを一気に高めることになる出来事が2009年におきます。
ワイン作りを始めて9年目。ワイナリーにある女性が訪ねてきました。名前はジャンシス・ロビンソン。MW(マスター・オブ・ワイン)で、エリザベス女王のワインを決めるワインアドバイザー。バッキンガム宮殿に納めるワイン候補を探し、KUSUDAワインの噂を聞きつけてテイスティングにきたのです。
しかし、ジャンシスさんは何も言わずに帰ってしまったということで、三ヶ月後、楠田さんも忘れかけていた頃、ある新聞記事が送られてくる。
英国最大の経済誌「FINANCIAL TIMES」に掲載されたロビンソン女史の探訪記。さらには自身のWebサイト「JancisRobinson.com」でKUSUDAワインが絶賛されたのです。(当時の「YOMIURI ONLINE」にもそれがニュースになっています)
記事の中で、ジャンシスさんは、ニュージーランドで「非凡な生産者に会った」と楠田氏を評し、「ワインは真に例外的」と賞賛。そして記事の最後は、楠田さんの苦労した半生にもふれ、「ファミリーの誇り。豊穣で深い味わいの奥には家族全員の思いが詰まっている」と締めくくられていたそうです。
いやあ、こういったイイ話を聞くと、同じ日本人として嬉しい気持ちと、努力すれば夢はかなうということを改めて教えられます。それに、とにかく飲みたくなるので、ググったのですが、やはり、取扱店では、どこも「在庫切れ」ただでさえ、評価が高いのに全国放送で取り上げられたら、そうですよね。いつか飲むことができる機会が訪れることを期待して。
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- 2014.02.25 Tuesday
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- 22:44
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- by besteffort